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小同心クラック

やってきました。

痺れるルートだったな~

クラックは快適、トラバースのトレース無しと横岳直下の岩場が怖かった。

詳細はまた。

ナイトトレッキングとか衝立岩中央稜とか



13日は午前中に車の定期点検、昼過ぎに出発して太刀岡山でちょっとだけフリー。
岩場に着いたのは15:00簡単ルートを3人で4本ずつ登って終了。
そのまま徳和駐車場へ移動して少しだけ仮眠。

深夜の24:00から山岳会一行で乾徳山~黒森山を登ってきました。
山岳会の年間行事の一つでした。

10年位前に自分が何処まで歩けるか試してみよう!から始まり。
競争にしていたので去年、一昨年は完全なるトレイルランニングでした。
今年は掛になったので趣旨を変えてカモシカ山行と称するナイトトレッキング。

山頂で少し雨に降られたけれど概ね曇と、何とかセーフ。
夜の山歩き“目論見通り道迷いあり(´▽`)”と、ちょっとした岩場登りに
黒森山までの原生林トレッキングを楽しめました。

下山したら「ほったらかし温泉」でさっぱりして昼寝して帰宅。
皆に夜歩きの楽しさを知ってもらえたら嬉しいな。


20日は一ノ倉沢衝立岩中央稜を登ってきました。
偶然同じ日に計画したOさん3名パーティーと一緒に5人でワイワイと。
朝はガスガスでモチベーションも低かったのですが、皆で登ると楽しいですね。

奥壁南稜と並ぶ人気ルートで稜なので岩も比較的安定していて登り易い(^-^*)
今回のビックリ発見は北稜の下降ルートの1ピッチ目の懸垂用支点。
グージョンにステンレスハンガー、ステンレスのビナが付いていました。
誰がセットしたのでしょうか、有り難いことです。
2ピッチ目からは木に古いスリングが大量に巻き付いていてビナ2枚ずつでした。

ガスがかかっていて微妙な天気でしたが降られることも無く楽しいクライミングでした。

山の上も暑かった(;´д`)




7月6日には谷川岳の山開きがありましたね。
前日の5日に谷川岳の一ノ倉沢へ岩登りに行ってきました。
一ノ倉沢はJR東日本の自動販売機で見かける写真の場所です。

登ってきたのは奥壁南稜、去年も登った入門ルートをも一度。
まだ自身4本目の本チャン、前回まではベテランの方とだったので
今回は谷川の壁デビューのfjellさんと再び奥壁へ。

寝不足の為?朝はだらだらとしてしまい
すっかり明るくなった5:30過ぎに一ノ倉沢の駐車場を出発。
沢の脇をテクテク歩き、道なりに涼しい雪渓の上へ下ります。
去年は6月半ばで顔を出したヒョングリの滝も今年はまだ雪渓の下。
テールリッジへ上がり、直射日光を浴びながら岩の上を登ります。

ここで気温の上昇と岩の照り返しで急激に暑くなってきました。
一気に汗が噴出し真夏の気分。。。

取付の南稜テラスに着いた時点で先行パーティーが5組程度。
これは渋滞するかな?と思うも、スムーズに抜けていくので
順番待ちしつつもストレス無く登れました。
でも下部はブユが多くて大変でした(>_<)

前のパーティーに合わせて適当な場所でピッチを切りつつ登攀。
馬の背リッジは景色が良く、暑い日中も風が心地良いです。
と言いつつ汗まみれでしたが。

最後の核心(Ⅴ級)で2つ前のパーティーがフォール∑( ̄Д ̄;
去年に中央稜を登った時、割れたヘルメットに血を流した人が
ヘリコプターで収容されていくのを見ていたので「ヤバイ?」と。

しかし今回はハーケンで止り、怪我も無かったようで抜けて行きました。
フリーでは当たり前のフォールもアルパインで見ると焦ります。

取り付いてみると去年より傾斜も緩く楽に感じました。
登るのも2回目でフリーで岩も少しは上達してきたから、多分。

登頂したら景色を眺めつつおやつを食べて暫し休憩。
6ルンゼより懸垂下降で戻ります。

ピッチは短いので50mロープ2本なら支点1個飛ばしが正解?
懸垂の支点はボルトが打ってある&ラッペルリングで安心です。

蒸し暑くブユの待つ南稜テラスの取付へ降りたら即時撤収。
中央カンテでピトンを打ちまくり「ラクー!!」と叫んでは
ガンガン石を落としているパーティーがいたので慎重に。
雪渓まで降りると涼しい風が吹いて疲れを癒してくれました。

しかし暑さには参りました。。。
岩なのに水筒は空、水を1L以上飲んでしまいました。
下山してからも1.5Lは水分補給していました。
楽しく暑くバテた岩登りの1日でした。

連休後半も雪山




連休後半の3日~6日を利用して北アルプスの剱岳へ
バリエーションルートの源次郎尾根より登ってきました。

3日の夕方に出発、夜の早めの時間に扇沢へ到着し仮眠。
翌朝4時過ぎに1番乗りで切符売り場へ。
黒部湖行きの切符は当日のみの販売、前日には購入できません。
切符販売開始は5:50、始発は7:30とありますが
今回は1年間でも混雑する日、6:30に臨時の始発がありました。

トロリーバス、ケーブルカー、ロープウェイを乗り継ぎ
標高2400m余り、雪に覆われた室堂へ到着したのは8時半過ぎ。

雪装備一式を見に着け、団体観光客で混雑する室堂を逃げ出し、
重い荷物を担いで、スキーヤー天国の室堂・雷鳥沢をひた歩く。
抜けるように青い空、辺り一面の山肌を覆う白銀の斜面を眺め
雷鳥沢停滞でスキーもいいな~と思いつつエンヤコラ歩く。

これまたスキーヤー多数の剱沢を下りながら、ふと左を見ると。
目の前には冬毛で真っ白な雷鳥がお出迎え~♪

到着した剱沢ではトイレも雪から発掘済み、小屋でビール購入可。
今回もまた得意の?土木工事を開始、これでもかと雪壁建設。
5年前の夏、剱沢を吹き降ろす強風にテントが潰れそうになり
風が吹く度にテントを中から支えて一晩過ごした思い出の地です。

休憩の後、源次郎尾根の取付偵察へ。
本日のアタックだった方たちから貴重な情報を貰い大体の位置確認。
途中でまた雷鳥と遭遇、今度は番でした!
メスはキューキュー鳴くのにオスは潰れたカエルの如き鳴き声。
不思議ですね。

取付のルンゼを確認したら延々と剱沢を登り返しテント場へ戻る。
近くに見えるのに時間のかかる蜃気楼のような登りです。

雷鳥と出会えたので晩御飯は親子丼、なんの関連もありませんが。
ザクザクの雪に靴の中まで濡れてしまい、翌日の天気予報は微妙。
あまりテンションは上がらないものの、暖かいのは良かったかな。


翌朝は3:30起床、曇り空の中を4:30に歩き始め。
剱沢を下り、前日に確認した急なルンゼへ入りトレースを辿る。

尾根へ出る直前で間違ったトレースを辿ってしまい左方向の岩場へ
逆層でホールドの乏しい怖そうな岩場に残置ハーケンの一つも見当たらず。
おかしいと思いつつ、落ちたらヤバイと必死の覚悟で突破。
早くルート間違いに気付けと云う話ですが、アルパインの経験が浅く
下手にクライミングをしていたのが判断を誤らせたのでしょうか。

ハイマツに行く手を阻まれるも、ほんの少し先には空が見えたので
腕力に頼り、無理やりパワープレイのハイマツ漕ぎで突破。
なんとか雪稜に出ると脇のルンゼからトレースが続いていた・・・orz

この先はしっかりとしたトレースを追うだけの簡単な展開。
前後に登山者の姿は見えず、雪壁は階段状態でサクサク登れ、
急峻な筈の雪稜は歩かれて潰れた台形状、非常に楽で快適。

確認した他のパーティは隣の八峰にスピードのある5人、
源次郎尾根下部の右の尾根に4人(ルーファイミス?)
が見えたのみと、去年の渋滞情報が嘘のよう。

天気が良いとは言えなかったものの、振り返れば後立山の雄姿
予想以上に寒くも無く、快適に歩けるコンディション。

Ⅰ峰の下りは新雪直後は泣きが入りそうな斜面でしたが
今回限りはキックステップが出来れば梯子と同じ感覚かな。

Ⅱ峰手前では再び番の雷鳥に遭遇!
進むルートの先を歩いて逃げるので先導されている気分。

Ⅱ峰からの懸垂下降の支点には8mmロープより太い鎖が
人気ルートとは言え、誰がこんな重いものを設置したのだろうか?

ここはサクッと懸垂下降で下り、やや緩い雪壁を淡々と上り下り。
後は暫し雪の斜面を歩くだけと、事前情報の通りに剱岳山頂へ到着!
ガスガスで日本海は望めなかったものの無事に登頂できました♪
朝のモチベーション低下は何処へやら、天気と逆の快晴気分♪

少しして別ルート(小窓方面?)から1パーティが到着。
ベテランの方から平蔵谷を教えて頂き平蔵のコルへ。

シリセードで下るも雪の亀裂が目に入り、途中で少々トラバース。
今度は一気に高速下山、固まったデブリに尻をぶつけつつ滑降。
平蔵谷下部まで来ると木やら石やらも転がっているので歩きに変更。

谷を下りきると今度はテントまで、剱沢をひたすら登り返し。
疲れた体にこの延々と続く道のりは遠く感じます。
あの先に我々のテントが待っているのだ~と自分に言い聞かせ歩く。

テントに到着した時には少しずつ、本格的に雨が降り始めていました。
トイレへ立ち寄り、小屋でビールを調達してテントへ戻ると。

ん!? テントの位置が変わっている?
設営していた場所が富山県警の建物に掛かっていたうえに
この日に掘り出す予定だったというタイミングの悪さでした。
除雪の際に移動されたそうで書置きがありました。
しかし雪の下1mにある小屋をプローブ無しで見つけるのは無理~

自分的には雪壁が不足していたので急遽土木工事開始。
雪の砦により、夜に始まった吹雪からもテントは無事に守れました。
早めの夕食をとり、明日も吹雪いたら下山遅延?と思いつつ就寝。

冷え込んだ嵐の夜をやり過ごし、5:00に起床。
テントは霜で真っ白、濡れた靴下は冷凍サンマの如くカチカチ。
外はどんな状態かとテントを開けて恐る恐る見ると。

キンと冷えた空気の中、目の前には朝日を浴びる剱岳の姿が!
吹雪は一晩で収まり、本日は雲一つ無い快晴!

一気に上がったテンションと共に朝食を食べテントを撤収、
濡れた靴にはビニール袋を履き防水対策を施して出発。

往路と同じく抜けるような青空の下、重い荷物を背負って室堂へ。
ウィンドブラストでカチカチの剱沢はアイゼン装着で登り返し。
カラフルだった雷鳥沢のテント村も、今日は空きが目立ってました。
みくりが池まで来ると観光客のスニーカーの足跡が多くなり
室堂の建物は今日も多くの団体客で賑わっていました。

扇沢まで到着すると、そこはすっかり初夏の陽気に包まれていました。
吹雪に震えた半日後には、新緑の中で半袖にサンダル姿。
僅かな間に30℃近い温度変化と真逆な季節を体感してしまった。
5月の北アルプスは様々な姿を見せてくれました。

定番の薬師の湯へ立ち寄り、季節の山菜蕎麦を食べ、豊科ICへ。
連休最終日の中央道は予想外に渋滞も少なかったです。


幾度も雷鳥に出会い、快晴の雪山を歩き、吹雪から初夏の里へ
天気もなんとか持ちこたえ、源次郎尾根を登ることが出来ました。

朝日を浴びた剱岳、ヤバイ神いるよ!って感じ!?
白い雷鳥は神の使者? ラブリー♪でした
今回も盛りだくさんで充実した山行でした、ありがとう!

八ヶ岳 石尊稜リベンジ編




関東甲信越が山日和の晴天だった先週末。
白銀の山をお腹一杯に満喫し、そして疲れ果てました。

目指したのは前回悪天候により断念した八ヶ岳の石尊稜。

雪山デビューだった去年、雪のバリエーションルートは
ベテランの方に連れていって頂いた山行でした。

今回は初めて雪山2年目どうしでのアルパイン。
本にも「初心者どうしでも楽しめる」とあった入門ルートを選択。

計画は2週間前と全く同じ、土曜日の朝に出発。
韮崎ICで一旦高速を降りて通勤割引を使う予定が、
気付かず通過して八ヶ岳PAの看板・・・いきなりやってしまった。

8時半に美濃戸口へ到着、準備して26kgの荷物を背負って出発。
アルパイン道具とテントを入れての重量なので軽量な方か?

ゆっくりと歩く足の下で乾いた雪がキュッキュと音を立て、
明るい日差しの登山道は真っ白な雪に空の青がどこまでも濃い。
ただ歩いているだけで楽しくなる登山日和でした♪

荷物は重く遊び過ぎの疲れが溜まっていたこともあり、
のんびり歩き正午も過ぎた頃に赤岳鉱泉へ到着。

テント設営は今回も大規模土木工事を開始。
テントの形に固い層が出るまでフカフカの雪を掘り下げると
掘った深さプラス積んだ雪で1m近く?の雪壁の完成!
夜中に強風が吹いてもビクともしない自慢の砦(写真)。

初日は硫黄岳へ登ろうかとの計画もしていたものの
時間が遅くなり蓄積された疲労に数メートル歩いてサクッと断念。
いつでも撤退の判断は早い我々です( ̄ー ̄ )

しかしまだ夕食には早過ぎるので、また取付を偵察に行くことに。
晴天の今回は目指す石尊稜が綺麗に見える。
と言っても、この時点ではどれが石尊稜か分かりませんでしたが(笑)

1~2パーティーが歩いたと思われるトレースを辿って進む。
前回のトレースは鉾岳ルンゼより下部岩壁へ向かっていたが
今回は小さなデブリの散見する三叉峰ルンゼより取り付いていた。

見上げると1パーティーが下部岩壁上部を登攀中だった。
どんなルートをとっているのか確認してからテントへ戻る。
時間が遅くなっていたが、彼らは明るい内に登れたのだろうかと心配。

夜は美味しいトマトシチューの夕食で温まり、21時頃に就寝。

翌朝は4時に起床し、余裕をかましてのんびりと準備。
歩き始めは6時、沢を詰め雪のリッジを登り下部岩壁取付へ。
登り始めたのは8時近くになってからだった。

下部の岩壁はホールドが乏しく怖いとの噂を耳にしていたので
沢用に購入していたミニバイルとアイスアックスのダブルを用意。
これが当たり、締まった雪にピックがしっかりと決まる。
雪が多く、早朝で引き締まっていると快適に登れてしまう。

事前情報と異なり支点も多く残置ハーケン、スリング、ペツルのボルト
潅木、岩角と、40mと少しで手持ちのガチャが尽きそうに(汗

ビレイしているパートナーに声も全く届かないのでピッチを切る。
次も距離を伸ばすとロープの流れが悪くなりそうだったので
景色の良い稜で雪に埋まり枯れた潅木で2ピッチ目。

3ピッチ目は昨日見たパーティーが使っていたビレイポイントへ。
残置ハーケンが2枚あるものの1つは信用できないので岩を利用。

前日のパーティは左から巻いていたのを確認していたのだが
どう見ても目の前の岩を直登が楽そうなので直上することに。

少し登るとロープが屈曲してまた流れが悪くなりそうなのでビレイ。
先はやや緩斜面の雪壁が続きそうなのでコンテで進むと
だんだん傾斜がきつくなり・・・ちと嫌な感じ。。。
あわてて足場の悪い場所で潅木を使い再びロープ使用。
ロープを使うタイミングは難しい。

登り易い緩い雪壁が続いたのでサクサクと登り次は肩がらみでビレイ。
安定した尾根で休憩しながら振り返ると中央・北アルプスが一望。
日差しは暖かく風も無いのでおやつを食べつつ写真撮影(写真)。
冬季アルパインと呼ぶより気持ち良い春山な気分♪

ここから少しの間は綺麗な雪稜を歩く。
後にはトレースの付いた真っ白な高度感抜群の尾根が続いている。
眼下には赤岳鉱泉のアイスキャンディーも見えた。

雪稜が終わると潅木のある雪壁が始まりロープを出す。
強度の無さそうな枯れたハイマツをやり過ごし、先の潅木を目指すと
ちょうど潅木まで登った地点でロープが来ない。。。
どうやら50m目一杯まで登ってしまったらしい。

潅木にスリングを掛けメインロープでインクノットは、長さが不足。
ヌンチャクで伸ばしてぎりぎりセルフをとってビレイ。
ピッチを切る距離を計るのも経験が必要なようで。

上部岩壁の事前情報は少なくハッキリしなかったが、見て納得。
ルートは素直で分かり易いか、何処からでも登れそう。

残置ハーケンは少ないけれど岩がポコポコと出ているので支点だらけ
下手な残置ハーケンより岩にスリングを巻いた方がずっと安心。

ピナクルでビレイした先はルートが複数ある感じで迷う。
と、「ちょっと様子を見てくるね~」とSさんが先行。
そのままズンズン先へ進んでしまってから支点を作ってビレイ。
ガチャを少しでも渡しておけば良かったと少し反省。

先の岩場は楽そうだったのでそのまま止らずに進み
ロープ不要の緩いルンゼの手前で岩を支点にピッチを切る。

Sさんが登ってきたところで「人工物が見えるよ~」と。
少し下がって見てみると前方に登山道の緑のロープを確認。
最後は慎重にコンテで(ただロープを持って)歩いて石尊峰へ。

12時20分登頂、そこに待っていたのは360度の大展望!!
無風快晴の誰もいない山頂を我々だけで占領~♪
石尊稜は最高のフィナーレを用意してくれていました。

またおやつを食べ、写真を撮り、の~んびり休憩してから下山。
地蔵尾根までの稜線は急斜面、トラバースがあるので慎重に。
樹林帯を目の前にしてからはクランポンも外してシリセード。
高速下山で行者小屋までまっしぐら!?

赤岳鉱泉へ戻り素早くテントを撤収して下山、の予定が
またまたのんびり帰り支度をし、出発は15時半に。

春山な雰囲気の水を含んだシャリシャリの雪を踏み
重い荷物を背負い、重い足、疲れ果てた体で下山。
美濃戸口の駐車場へ辿り着いたのは17時20分頃。

18時には樅の湯の湯船に浸かっている!の目標はなんとか達成。
温泉から出た時分には沢山の星と輪郭の見える不思議な月が。

時間が遅くなった所為か中央道は渋滞知らずで帰宅。
ラジオから関越道は花園から23kmの渋滞とか聞いたような。

アルパインにしてはのんびりとしていた感もありましたが
終わってみれば「心底疲れ果てた」記憶も心地良い疲れに変わり
無事に石尊稜リベンジを果たした喜びもひとしお。
コンディションの良い入門ルートを体中で満喫しました。
記憶に残る山行になりました、どうもありがとう!

鹿島槍東尾根2日目




5日は3時起床、朝食を済ませテントを撤収して4時半に出発。
歩き始めた時にはヘッドライトも不要な明るさだった。
夜は全然冷え込まなかったようで、氷点下にも下がらなかった模様。
それでも朝の雪は締まっていて歩きやすいです。
昨日に大人数が歩いた後なので、急峻な雪壁すらただの階段?
非常に楽をさせて頂きました。
今日を選んだTさんの判断は素晴らしいです。

1時間ほど歩くと最初の核心部“第一岩峰”に到着。
下から見上げてTさん曰く
「ここをザイル出さないで登った記録って見たことある?」
う~ん、流石にそこまでチェックしていませんでした。
上の岩場は少し嫌らしそうな感じもしたので一応ロープを準備。

で、登ってみると、楽勝やん。
まあ、保険の為にロープ出した方が良いかも知れませんが。

1度ロープを纏めてから雪壁やらスノーリッジやらを歩き
ルート上で1番の核心“第二岩峰”へ到着。

第二岩峰の下部には小さな幕営可能スペースがあります。
この日の早朝に第二岩峰をアタックしているパーティーを見たので
ここに1組のパーティーが幕営していたのだと思ってた。

が、そこには2張り分のスペースが整地してあり
目の前で4人パーティーがアタックしているところだった。
2パーティーもこんな狭い場所に幕営してたとは、
更に幕営していたパーティーに追い付いてしまった。。。

昨日登頂を断念した人達の原因はこのパーティーにあったのでは?
と思える行動の遅さ、全てに手間取っている感じ( ̄∇ ̄;)
通常は無いような、北峰を越えたところにも幕営跡が2つあったし。
混雑時にこのパーティーが先にいたら・・・ヤバイなぁ

まあ詳しくは書かないけれど、
バリエーションルートへ行くならば、岩登り・ロープワークの技術は
一通り身に付けてからにして欲しいと思う。
もし天気が荒れてしまったら自分達のパーティーだけではなく
周囲の人たちをも危険に晒すことになるのだから。
う~ん、後味が悪くなるなぁ~。

朝早いし、他のパーティーもいなかったので暫く待つことにした。
風も無くポカポカと暖かな日差しの中で景色を堪能しつつ。

ここは希望して2ピッチ目をリードで登らせてもらった。
(以下覚え書き)
第二岩峰の核心部であるチムニーはガバが多く、
あらかじめ足をしっかり見て決めていけば難しくはない。
チムニーを抜けてからは少し左へ回り込んで登ると楽。
最後のビレーポイントは岩の先なので天気が良ければ最高!

鹿島槍北峰山頂は、もう少し雪稜歩きをした先だった、
山頂の標識は雪に埋もれて、先だけが申し訳程度に出ていた。
去年の夏にここから見た景色とまた違う真っ白な峰々がとても綺麗。
剱岳、立山連峰、薬師岳、水晶岳、大天井岳、薄っすらと槍ヶ岳も!

北峰からは南峰へ向かい、冷池山荘を通り赤石尾根で下山。
冷池山荘までの尾根は雪が溶け、夏道になってる場所も多かった。
雪があってもグズグズなので途中でアイゼンも外してしまった。
でも山荘は深い雪から掘り出したばかり、準備に忙しそうだった。
今年は水晶小屋のヘリ墜落事故の影響で荷揚げもできず大変らしい。
まだ素泊まりのみの営業となっていた。

赤石尾根は思ったより急峻で降り辛かった(・ω・ )
そのとき目が行ったのが西沢へ降りていく尻セードの跡。
ここを降りたという記録も多いらしい。

大きな雪崩の心配は無さそうだし、行くことにした。
本当はお昼なので雪も緩んできている可能性もあったけど、
このようなリスクは自己判断しかないですね。
良い子は真似しないで下さいって書くところかな(笑)

ここのシリセードは超ロングコース。
標高差1000mの7割は滑って降りられましたヾ(´▽`)ノ
1番長かったところは500m以上滑り続けたかも!?
これはもう楽し過ぎ!!

下の林道まではあっという間に着いてしまった。
しかし、あまりにハードな尻セードには教訓も。
Tさんはザックに付けていたスノーバーを紛失、
自分は同じくサックに付けていたヘルメットを紛失。。。
以上、取れ易いものの外付けは、かなり危険です。
ヘルメット紛失は痛かった(T∇T)

振り返れば2日間とも素晴らしい晴天に恵まれ、
疲労感、達成感、充実感満載の山行でした。

での風邪と腰痛が治らないなぁ・・・( ̄▽ ̄)

鹿島槍東尾根1日目




○日時  :平成19年5月4~5日(前夜発)
○メンバー:Tさん、しょうすけ_(記)
○ルート説明:
 鹿島槍ヶ岳北峰へ続く積雪期のバリエーションルート
 抜群の眺望にナイフリッジ、雪壁、岩場と様々な要素が楽しめる
 白馬岳主稜と並び後立山を代表するルートの1つ。

行程:大谷原23:00(幕営)7:30~一ノ沢ノ頭11:00~
   二ノ沢ノ頭12:00(幕営)4:30~第一岩峰6:00~
   第二岩峰7:00~鹿島槍ヶ岳北峰9:30~
   鹿島槍ヶ岳南峯10:10~冷池山荘11:15~
   西沢雪渓~西俣出合12:40~大谷原13:30


4日の登頂狙いは混雑しそうとの判断から1日遅らせて計画。
これが当り、懸念された天気も予想以上に良く、快適な山行でした。

今回は遊び疲れ?の影響か風邪気味で喉が痛い上に腰痛発生中。
熱は37.4℃・・・微妙だけどすぐ下がると楽観視。
腰痛対策にと駅に向かう途中でインドメタシン配合の塗り薬を購入。
こんな状態でバリエーションルートを歩けるか~?
と、少々不安はあったけれど行ってしまいました(^_^;)>
動けるし、現地に着いて悪化しているようなら諦めるつもりで。

3日19:00西国分寺駅で待ち合わせて
6日前の白馬主稜と同じく中央道を豊科ICまで西へ西へと走る。

連休中だけあって車の数も少なくはなかったものの流れていたので
大谷原へは見込みより早く23時前くらいに到着した。
駐車場は混雑していたものの都合よく空きスペースを1箇所発見♪
近くにテントを張り、無事の山行を祈願して乾杯してから就寝。
夜は暖かく冬用シュラフではカバー無しでも汗をかいていた。
夏用シュラフにカバーのTさんは、やはり寒かったらしい。

4日の行程は短いので起床は6時過ぎ。
もっとゆっくりしていても良かったのだけど、
やはり山では山時間がスタンダードとなるのだろうか?

大谷原の駐車場を出てから20分ほど林道を歩くと
右側の木に赤リボンがこれでもかと云う位に幾つも結びつけてある。
うっかりしているとスルーしてしまうことも珍しくはないようだけど
ここが東尾根へ続くルートの入り口です。

暫くは雪の無い急登を延々と上り続ける、
これがテントと登攀用具を入れたザックを背負う身には堪えた~
稜線に出ると潅木とブッシュの合間に少しずつ残雪が現れ
山肌が完全に雪に覆われる頃には白い雪を纏った山々が見え始めた。
青い空に白い峰々はとても映え、気分も高揚してくる♪

目指す鹿島槍ヶ岳が見えるとスノーリッジが始まる。
ここでピッケルを出すものの、やはり大型連休後半
しっかりトレースがあるのでアイゼンも着けずに楽々歩けた。

一ノ沢ノ頭へ到着するとテントが1張りだけ残されていて
脇にピッケルが1本ポツリと雪面に刺ってた。
少し休憩していると中からゴホッゴホッと咳が聞こえる。
体調不良のメンバーを残し、ピストンでアタックしているのだろう。
ここまで来ていながら留守番となってしまって残念だったろうなぁ。

通常は二ノ沢ノ頭まで進んで幕営することが多い筈なのだけれど
ここで他にも2張りほど幕営の為に整地した痕跡があり。
その先でも平坦な鞍部など数箇所で整地してあった。
どうやら昨日はかなりの数のパーティーが幕営していた模様。
そして先に目をやると頂上直下の雪壁を4人パーティーが登攀中、
その下の岩場では次のパーティーが取り付いているのも見える。
稜線の陰では何パーティーが順番待ちしているのだろうか?
1日早く来てしまったら大変な目にあったようだ。

二ノ沢ノ頭に着いたのは丁度お昼頃、う~ん、やっぱ早過ぎ。
今日のテント場が混雑していたらどうしようかと思っていたのに
他には1パーティーもいないし、振り返ってもやって来る姿は無い。

先行者が作り上げた1番良さそうなスペースを選んでテントを張り
ポカポカと暖かい日差しの中、爺ヶ岳や五竜岳方面の雪山を見つつ
外での~んびりして過ごしていた。
バリエーションルートにあるまじき楽をしていたかな~。

夕方近くに山頂方向より2人パーティーが下山してきた。
予想通り、一ノ沢ノ頭にテントを残してピストンのパーティー。
話を聞くと岩場の渋滞があまりに酷くて登頂は諦めたらしい。
1名は風邪でダウン、残り2名は渋滞で登頂断念とは残念ですね
またリベンジに来て、今度は登頂して下さい。

翌日は未明より行動予定なので5時頃には夕食。
外は時折風が吹くものの、テント内は緩やかな時間が流れていた。
寝る前に外へ出てみると薄明るい闇夜に鹿島槍ヶ岳が浮んでいる。
明日はあの天辺まで登るのだな~とワクワクする。
写真は失敗してしまったけど・・・大町の夜景に星空も綺麗だった。
5月のアルプス稜線でゆっくり星空を眺めていられる穏かな夜
とても贅沢な気分だった。・・・暖か過ぎ?

2日目へつづく。


※山岳会への山行報告を一部改編して日記にしています。

白馬岳主稜その2




前の日記の続きです。



白馬岳主稜のハイライトは急斜面を登って雪庇を破壊しての登頂。
雪庇の小さいところを狙ってピッケルでボカスカ壊すのです。

70名のギャラリーが見守る中、明大OB隊が突破!!
雪庇が壊れて青空が見えたときには歓声が聞こえてました。
格好良いな~、でも怖そう~、やってみたいな~、やっぱ怖そう(笑)

ガイドの方が言うには「今年の雪庇はかなり大きい」そうです。
しかもかなり状態が悪かったとか。。。
雪不足だと思っていたのですが、やはり北アスプスは侮れません。

この雪庇通過の順番待ちが今回の核心だったかも。。。
特にガイド隊は人数も多くスピードが遅いので大変。

Oさんは別の場所を破壊しての突破も狙っていたのですが(^_^;)
ガイドの方に危なそうだからと止められて中止しました。
実はガイドの方もOさんの知り合いでした(苦笑~

ガイド隊が山頂に消えると、後続パーティーは続々と登ります。
同じ地点で5パーティーがビレイ点を作ってました。
これって本当は問題あり!?だとは思いますが
顧客の安全第一のガイド隊と通常パーティーの違いですね。

落ちたら周囲を巻き込んで大変なことになりますが
まず落ちることは無いし、落ちたらサヨウナラですから
他人を頼らず自分の技量で確実に登攀してるからでしょう。

下山中にガイドパーティーの参加者に
「あそこが白馬尻ですか?付いて来ただけなので分らなくて」
と聞かれたときにはガイドさんの苦労に合掌モノでした( ̄∇ ̄;)

雪庇の通過は下からは大変そうに見えていたのですが
ガイドの方がスコップでルート工作をしてしまっていたので
私の時には殆ど階段登りとなっていました(´▽`)

そして雪庇をスコッと抜けると白馬岳山頂へ飛び出します。
これは気持ちよいですね!!

・・・が、富山県側からは強風が吹いています。
山頂に出たとたんに飛ばされそうな勢いだし寒いし。
こう寒くては気分良くマッタリ休憩なんて無理~
先行登山者も山頂からは既に姿を消していましたよ。

山頂で格好つけて記念写真を写したら、ロープをしまって退散~


さて下山は白馬大雪渓からです。
ここは山スキーの人にも人気のエリアのようですね。
スキー板を担いで沢山の方が登ってきていました。

しかし、途中でスノーシュー片方とスノーボード(靴付)
が落ちていたのは何故だろう??

雪崩の心配はない感じでしたが雪が重くて尻セードがあまり出来ず
ズボズボとつぼ足での下山を強いられてしまいましたが
振り返ると、ちょっぴり幻想的な景色が広がっていました。

猿倉の駐車場へ戻ったのは午後4時近く
ほぼ12時間活動していました。

雲一つ無い珍しいほどの青空の下、連休前半の山を楽しめました。
午後までこんな晴天が続くことは珍しいくらいだそうです♪

心地良い疲れは「塩の道温泉」でゆっくり溶かして帰宅しました。
ここは最近から源泉掛け流しになったそうです。
赤茶色の湯が流れる、比較的空いていてる温泉です(手拭い3つ)


さて後半戦は鹿島槍東尾根、もう少しハイレベルなので気合!!

白馬岳主稜その1




写真を3枚に絞れなかったので日記を分割しました。


行程:猿倉駐車場4:10~白馬尻5:10~
   ~雪庇直下11:30~山頂13:40
   ~大雪渓経由~白馬尻15:10~猿倉15:52

計画では27日夜発、猿倉にて仮眠、28日にアタック・・・だった。

27日(金)9:30恋ヶ窪駅で待ち合わせ。
中央高速をひた走り、猿倉へ到着したのは01:30頃。
5:00起床の6:00出発として車中で寝袋に包まり就寝。

翌朝まだ暗い5:00に目を覚ましてみると・・・
車のフロントガラスにはびっしりと霙が張り付いていた。
そして外ではまだまだ霙の降り続ける音が。
Oさんが「さ、準備しようか!」なんて言ったらどうしようと
暖かいシュラフの中から思っていると、
Oさん曰く
「こんな天気で登っても面白くないし
 明日、明後日も予備日にとってあるのだから
 今日は中止して明日にしようか。」と。
助かった~(^_^;)

Oさんは我が山岳会の創始者でヒマラヤの8000m峰の登頂経験者
凄い気合が入っているかと思っていたのですが
Oさんも初心者の私に「え!?登らないのですか?」
と聞かれたらどうしようかと思っていたそうです。
お互い牽制していたと言えるのでしょうか(笑)

さて、そんな訳で本日の予定は変更して、とりあえず二度寝~

7:00頃に目を覚ましたらば、何故か小谷へドライブ、
Oさんお気に入りの、地元でしか販売していない日本酒を購入。
クライミングとヒスイの産地として有名な明星ヶ岳へ寄り道しつつ
昼過ぎにOさんの先輩の別荘へお邪魔してきました。

別荘は白馬岳の良く見える大きなログハウスで
裏庭にはニリンソウ・ショウジョウバカマ・ミズバショウに
ザゼンソウの群生までありました(@_@;)/

そんなお宅でお昼からエビスビールに山菜、信州サーモンの料理を
ご馳走になってしまい、松坂選手の大リーグ中継を見ながらマッタリ
そして夜は羽毛布団でぐっすり。
え~っと、雪山を登りに来た筈なのにこれで良いのだろうか(笑)
この日は1日中天気も悪く、雷まで鳴っていたので
延期して正解でしたけどね。

さて翌朝はしっかり気合を入れて3時前に起床。
車へ行くと外はガスガス、フロントガラスは凍り付いてました。
予報では晴れだったので構わずに猿倉へ向けて出発!!

ガスは少し標高が上がっただけですっかり晴れてしまいました。
盆地に朝の間だけ停滞していた霧だったようです。

猿倉駐車場までチェーンは不要でした。
真っ暗な駐車場には昨日から入山しているパーティーの車も含め
4~50台はあったかな、白馬岳主稜組が1番多いハズだから
細い尾根での渋滞は必至なのが推測できました(^_^;)

さっさと準備して、白馬尻まで雪に覆われた林道を急ぎます。
白馬尻ではテントが数張り、好き勝手な場所に設営してありました。
ここで昨日の雷と霙をやり過ごすのは、大変だったでしょう。。。

いよいよ白馬岳主稜に取り付いたのは日の出の時刻。
目指す白馬岳がモルゲンロートに照らされ輝いていました。
純白の山が薄いオレンジ色に染まる瞬間、堪りませんね。

主稜のルートは先に数パーティーが入っているので、
トレースがガッツリついていました。
一般登山道を歩いているみたいにサクサク歩けてしまいました。
両側の切り立った雪稜を歩きながら、トレースあると楽~と思いつつ
どちらに落ちても「サヨウナラ」な急峻な尾根でラッセルは怖そう
最初のパーティーはこんなところをラッセルしたのか・・・と

後を振り返ると歩いてきた稜線がウネウネと見える。
急斜面を登っている時に振り返ると、高度感抜群で怖楽しい~
余裕のあるうちはそんな気分(笑)

暫く歩くと先行パーティーが1列縦隊で渋滞中。
その人数はなんと40名近く・・・
何故かと云うとガイドパーティーが5組は入っていたらしい。
それは人数増えますね(^_^;)>

この渋滞は大変だな~と思って、その先を見ると
トレースが全く見えません。
どうやら先頭集団に追い付いてしまったようでした。

結局後続パーティーも次々と追い付き1列になって歩いてました。
最終的には70名はいたかも(笑)


・・・続く

阿弥陀南稜




八ヶ岳の阿弥陀岳南稜と言えば岩と雪のバリエーション入門
として知られているそうです。

新人多数の大所帯でバリエーション縦走1泊2日、
行く前はほんのり不安でした。。。

前夜発で道の駅小淵沢にて仮眠を取り、
翌日の早朝、舟山十字路まで入り駐車。
雪の林道を歩いて廃屋と化している旭小屋へ向かい
ここからルートの取付へ入ります。

最近は広河原林道(南アルプスとは別)からの
アプローチが多いそうですが、
こちらもトレースはバッチリ付いてました。
人気のルートなのですね。

樹林帯の中をわっせわっせと登ります。
トレースがあると一般登山道と変わらず歩けて
最初はバリエーションって感じはしないですね。
1日目の行程はアイゼンも無しで歩けます。

そして本日は青ナギでテント泊でした。
小さな平地があり、目の前にはこれから登る阿弥陀岳と
それに続く無名峰・P1~P5がド~ンと立ちはだかり、
南は権現岳・編笠山、北は蓼科山に、遠くは北アルプス。
最高のテントサイトを占拠している気分!
(※正規のテント場ではありませんので注意)
(P1はピーク1の意味)

早めの夕食を食べ、翌日3時半の起床に備えて就寝。
夜は明るい満月に権現岳が照らされて綺麗でした(^_^)
写真に撮ろうとしたものの、寒さにカメラの電池が負けて
夜景の撮影には失敗・・・
-20℃までは下がっていたでしょうか。
無風だったのであまり寒さは感じませんでしたが。

翌朝、風邪がテントをバタバタと叩いてました。
大丈夫かな?と思ったものの、
「日が出る頃には風も収まるでしょう」とのこと。
しかも夜に風が出ることも予言されてました。
どうして予想できたのかな~?
自分では天気図から読み取れませんでした。
今度の例会で聞いてみよう。

冬の朝は出発に時間がかかるものですね。
早く起きても朝食・パッキング・ハーネスやスパッツ装着
テントの撤収にアイゼンを着けてたら6時過ぎに。
出発して少し歩いていたらヘッドライトも不要の明るさに。

無名峰を越えるといよいよ吹きっ晒しの稜線へ出ます。
景色が良くなると同時に風が強い~~~
風に飛ばされた雪がバシバシ顔に当たって痛い。。。

ルートも怖いトラバースや急登が登場。
アルパイン的な雰囲気満載になってきます♪

P3が今回の核心。
雪の凍りついた急峻なルンゼをアイゼンの爪と
ピッケルを頼りに登ります。

FIXロープを張りに最初に登りましたが、
ロープを出した距離が短過ぎた感じ。。。
距離感が上手く掴めなかったかな(-_-;)
(FIXロープ:固定ロープ)

結局、1箇所だけロープを出しただけで
それ以降は皆してモリモリと登ってしまいました。
初心者と言えど山岳会、ガッツあります!

辿り着いた阿弥陀岳山頂で待っていたものは、
今回も360度の大展望(^o^)/
苦労の後に最高のご褒美ですね。

でもここで気を抜いてはいけませぬぞ。
阿弥陀岳からの下山も要注意です。
雪の急斜面、過去には滑落事故も多数発生してます。

ここで自分への反省点。
今年は雪が少ない事もあり、雪崩への警戒が薄すぎました。
雪の斜面をガツガツとトラバースしてしまった。。。
今考えると少々怖いなぁ。

そして行者小屋へと下山したのですが
小屋の近くで先頭の3名が熊を見たそうです!
最も会いたい野生動物だったので残念~(>_<)

まだまだ天気も良かったので行者小屋で暫しの休憩をとり、
南沢を通って美濃戸口へ下山しました。

帰りは道の駅小淵沢に隣接した温泉へ立ち寄り
普通の温泉だったかな?
印象が薄かった(^_^;)


最初は不安もあったものの、全員冬装備テント泊で
無事にバリエーションを歩き切りました。

時には強風に煽られ、時には不安定な足場に泣きが入りつつ?
でも青空の下で素晴らしい眺望と大きな満足をもらいました。
山って本当に素晴らしいですね!



代表曰く「全体的にアイゼンワークが雑」だったそうです。
頑張ってトレーニングです、1歩1歩を確実に。

左の写真:テント場より阿弥陀岳
中の写真:阿弥陀岳山頂より、来た道を振り返って
右の写真:阿弥陀岳への最後の登り

小同心クラック


小同心クラックとは八ヶ岳にあるルートの1つです、
写真は赤岳鉱泉のテント場から写したもの。
矢印のところを登って横岳山頂まで抜けました。

今回が初バリエーションでした。
ついでにでアルパインデビューでもありました。
1月の八ヶ岳でのアルパインクライミングは、寒いですね。

良く連れて行ってもらえたな~と思います♪
計画して下さった会の方に感謝してます(´▽`)

真剣モードだったのでアタックにカメラは持って行かず
興味ありましたら“小同心クラック”で検索してみて下さい。

土曜日にアタックするつもりで美濃戸口を出発したのですが
取り付までトレース無し、ひたすらラッセル・・・
雪が深くてメチャしんどかった~(;´д`)

時間がかかり過ぎた為に、この日のアタックは断念。
人気コースだからトレースがあると思ったのに残念。。。

翌朝4時起床、5時半に出発して再度アタック!
前日にトレースを付けた急登をひたすらキックステップ
これがまた疲れる、かなり体力勝負な展開でした。
最後はルンゼをトラバースして取り付きへ
これが雪の急斜面で・・・怖かったよ~~(>_<)
足元の雪が崩れたら谷底まで滑り落ちそうで。

小同心はハーネス、ヘルメットを着けてのクライミング。
アイゼンで所々雪の付いた岩をよじ登るのです~♪
アイゼンの爪でも、思ったよりも登れるものですね。

天気予報が良い方向に外れて無風快晴だったので、
岩場の上からは中央・北アルプスが綺麗に見えました!
今年の冬山は絶好調に天気に恵まれています♪

小同心クラックの終了点は横岳山頂でした。
登山道の無い崖からヒョコッと出てくる感じ。
上から覗き込むと崖にしか見えません(^_^;)
「こんなところから登ってきたのか~」と
なんだか感慨深くなりますね。

山頂から広がる360度の展望も、
一般登山道から登った時とは違う景色に見えるから不思議。

下山は地蔵尾根で行者小屋経由で赤岳鉱泉へ戻りました。
八ヶ岳のメジャールートはしっかりトレースがあって
歩き易くていいですね~

と、思ったのですが。
前日にげんさんが苦労してラッセルしてらしたのですね。
トレース使わせて頂きました、
ありがとうございましたm(__)m

赤岳鉱泉へ戻りテントを撤収して、
ようやく美濃戸口へ下山したのは4時半を過ぎてました。

無事にアルパインデビューを果たしましたが
ラッセルして、アイゼンでのクライミング、
落ちたら本気でヤバイと感じる局面との遭遇。

肉体的にも精神的にも非常に疲れた2日間でした、
そして大きな充実感と共に思い出に残りました。



P.S.箱根トレイル申し込み予定です。
プロフィール

まによん

Author:まによん
晴れた日のアウトドアが好き。
猫を見るとちょっかい出そうとする。

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