カンマンボロン中央洞穴ルートでアブミトレ

8月24日は日帰りで瑞牆カンマンボロンの中央洞穴ルートへ行ってきた。

数年前に購入したまま未使用のアブミの練習をしてみようと云うのが目的。
今週末は日帰りアブミ練習なのでここへ行きたい!と話が来たのがこのルート。
コウモリの糞が堆積していてアブミを使って洞穴を抜けていくワイルドなアルパイン系ルートらしい。


金曜日の昼まで雨予報だったのでジムかなぁと思っていたものの、夕方になり予報ガイダンスを見ると曇りに変わっていた。
登れるかも知れない感じだったので朝まで迷いつつ出発。

いつもはボルダラーの車が溢れている駐車スペースも今日は作業用車のような軽が1台のみと閑散としている。
カンマンボロンへのアプローチは登山道が続いているので歩きやすく、汗をかきつつ迷わずに到着。

知り合いの開拓したルートやユージさんのラインが見いだせないほどに難関なルートを見学してからハングの下へ移動。

最初はアプローチかな?と思った部分はもう1ピッチ目らしい。
しっとりとしていて緑が元気なチョックストーンの挟まるルンゼ。
20130824dokut1

沢の詰めですか、と云うほどに草の壁で手を出す気になれない。
しかも記録では秋口でも緑が多かったときはここが1番悪かったとあったので取り付く気になれず。
左手の岩の隙間をくぐると鎌形ハングルートの1ピッチ目?があり、こちらはスッキリしているので1ピッチ目はこちらから登ってみることにする。

1ピッチ目フォロー
登らせてもらいますと合掌してスタート。
簡単なパートは悪くないけれど風化していてポロポロしているので慎重に。
核心部分は2か所くらいあり5.9~10aある感じでムーブもあり怖さも。
岩をくぐったりと楽しいけれど最後は大変だった、トップありがとうございます。
本来は人工混じりのピッチみたい、通りで。
しかも2ピッチ分を一気に伸ばしていて45mくらいでカムでビレイポイント作成。
難しさではここが今回の核心だったかな。
洞穴ルートより外れて左壁を登ってきたのでRCCとリングの残置で懸垂下降をしてルンゼへ戻る。

2ピッチ目トップ
最初は階段状で、正面のリングボルト連打の大ハングルートと別れてから右手のクラック方面へ。
岩はしっかりしているけれど表面が粉粉していてスリップしそうで怖い。
チョーク乗せ過ぎだろっ!ってくらいに何かの粉まみれ。
粉を払って払ってスタンスを確保してからスタート。
右手のフェイスより登れそうだけれどワイド登りで取付き、吐き出されて結局フェイスに戻る。
20130824dokut2
トンネルの中に入りガバを快適に登り、チョックストーンを1段上がると右下にビレイポイント的なものが見える。
しかしロープの流れもあまり良くないのでもう1つチョックストーンを上がるとビレイポイントがあった。
大ハングルートのビレイポイントと共有している感じで広くて快適なビレイポイント。
乾燥していたからいいけれどこのピッチは燕の糞らしきものが沢山ありワイルドさ満点w

3ピッチ目フォロー
本来は4ピッチ目でトップの予定だったけれど順番が逆転していた。
洞窟の中を登ってからだんだんとトラバースへ移って行く。
途中からいよいよアブミを出して使ってみる。
練習もしていないのにいきなり、なのかこれが練習なのか、とにかく初めてのアブミ。
試行錯誤しつつ錆びたリングボルトとハーケンをつないであれやこれやと試しつつ。
リングボルトとハーケンばかりの先にキャメ青や赤がガッシリ決まると心強い。
20130824dokut3

頭上には燕の巣があり珍入者に驚いているのかピーピーと鳴いているのがとても賑やかで楽しい。
振り返ると大ハングルートの残置が延々と続いていて不思議な感じ。
アブミやらヌンチャクまで残っていたのは敗退したものなのか?

光の差す方向へ抜けた先の1段上にリングボルトが2つあるが少し手前でカムを使いビレイ。
自分はフォローだったのでヌンチャクが掛かっていてやりやすかった感じ。
残置をつないでアブミを掛け換え回収し、反対壁にステミングできるようになるとサクサク進める。

4ピッチ目トップ。
チムニー的なのでステミングでスタートし、ルンゼを上がると左の垂壁にまたリングボルトの連打。
直上でボルト間隔が近くハングしてもいないので難しい部分は無い。
ボルトが途切れるとまたチムニー的なパートに残置は無し、カムも決まりそうに無い。
20130824dokut4

キャメ緑の決まる部分を掘り出したとの記録があったが忘れていてそのままランナウト。
落ちたら遥か下のリングボルトか~と思いつつ、最近ワイドに慣れていたので落ちないだろうと登る。
バックアンドフットでわっせわっせ登るとテラスに出る。
ロープが重くなってきていたので1番近い太い灌木でビレイ。


5ピッチ目フォロー
こっちじゃない?と言ったルンゼはもしゃもしゃビショビショだったらしく戻ってくる。
違っていたようです、ゴメンナサイ
で、今度はなるべく乾いていそうな右手の1段上がったところから灌木帯へ。
20130824dokut5

上に着いたらロープを引くのが重いのでFIXするからダック使って登ってきて~ってコール。。。
ダブルロープを2本まとめて回収しては担ぎつつ、最初の岩部分は一応ダックで確保して通過。
灌木帯に入ると面倒なのでロープを纏めつつゴボウで頂上へ。

頂上から瑞牆の景色を楽しみしばし休憩。
すぐお隣には十一面岩の正面壁があったり。
20130824dokut6

下降は反対側のルンゼに良く伸びるベアールのシングルロープがFIXしてあったので確保器をセットして下る。
岩の基部までに2回ほど巨大チョックストーンを懸垂下降で降りたが記録通り50mロープ1本で足りた。

あとは岩の基部をぐるっと歩いて取付へ戻る。


噂通りトンネルをくぐったり糞が沢山あったりとワイルドでアブミを使う場面もある面白いルートだった。
結局雨には降られることも無く初めてのアブミトレも岩場で楽しく登れて満足な1日でした、ありがとう!
スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

まによん

Author:まによん
晴れた日のアウトドアが好き。
猫を見るとちょっかい出そうとする。

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR