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一ノ倉沢奥壁南稜~国境稜線(一ノ倉岳)

6月19日は一ノ倉沢奥壁南稜へ。

一ノ倉沢駐車場発4:50~南稜テラス着6:00(+登攀まで50分待ち)
~南稜終了点11:00~一ノ倉岳山頂13:20~駐車場到着16:40。

天気予報は毎日変わるが日曜日の予報を信じて谷川へ。
土曜日の雨で岩の状態が心配だったが早朝よりパーティーが続々出発。
早いパーティーは4時過ぎに出発し、渋滞が懸念される盛況さ。
周囲のバタバタとした雰囲気に急かされるように5時前に出発。

今年は積雪量が多く一ノ倉沢の出合まで雪渓が続いている。
6月も半ばを過ぎているがヒョングリの滝も全く姿を見せず雪渓歩き。
テールリッジの残置ロープは一昨年来たときより減っている。

汗をかきつつ中央稜の取り付きまで来ると、
準備しているのは1パーティーだけだった。
先行していたパーティーは中央カンテ、変形チムニーに多数。

南稜の取り付きには7人がいたが全員同じ仲間だそう。
3、2、2人の3パーティーに分かれて順次登っていく。
2つ前のパーティーの女性が手間取り時間がかかっていた。

1ピッチ目、のんびり準備して取り付く、ここの岩はビショビショ。
ヌメる~などと言いながら、わーわーきゃーきゃー騒ぎつつ登る。
変形チムニーやら中央カンテなどびしょ濡れに見えるのだが、、、
このコンディションであの辺のルートを登れる彼らは凄い。
前パーティーはチムニー手前でピッチを切るがこちらは纏めて伸ばす。
ステンレス製オールアンカーと錆びたリングボルトのビレイポイント。

2ピッチ目フォロー、フェイスだがここも要所要所で濡れていて微妙。
ビレイポイントはステンレス製グージョン2本。
しょうすけ_のブログ-201106nanryo1
3ピッチ目は草付きをロープを引きながらわしわしと歩いて終了。
ビレイポイントはショボイがロープを出す必要も無い場所なので。

4ピッチ目フォロー、尾根を左から回り込み右手にボルトがあるが通過
その先のRCC3本のビレイポイントでピッチを切る。

5ピッチ目は右のカンテへ上がり高度感のあるカンテ(馬の背)を登る。
ランナーは最初のハーケン2本くらいでランナウトが続いた。
岩は乾いていたがランナウトにグラッと動くガバで緊張感が増す。
ロープが足りなくなるのでカンテの途中でピッチを切った。
3箇所くらいハーケンがべた打ちされたポイントがある。
しょうすけ_のブログ-201106nanryo2
6ピッチ目フォロー、ちょっとだけ登ってピッチを切る。
前のパーティーがピッチを切った核心直前でビレイをすることにした。

7ピッチ目フォロー、本来なら6ピッチ目の続きか?
核心は見事なまでに真っ黒に濡れて光っている。
のーるの希望でトップをお任せする。
1ピッチ目の自分と同じく楽しそうにキャーキャー騒ぎつつ抜けていく。
フォローなので大胆ムーブで一気に登ったが、濡れてるとホント悪い~

ここで奥壁南稜の登攀は終わりで懸垂下降で戻る場合が多いのだが
時間に余裕がありそうだったので国境稜線まで抜けることにした。
(国境稜線へ抜ける:稜線へ抜けて登山道で下山することを指す。
 というか稜線が昔の国境でそう呼ぶのかな~。←調べてない)

前のパーティーも国境稜線を目指すそうで上へ向かっていった。
おやつを食べながら地図を見て下山路とする中芝新道を確認。

岩場が濡れていて悪そうだったのでクライミングシューズのまま登る。
表皮の無くなった古い残置ロープがある濡れたチムニーなど悪かった。
アプローチシューズで手こずっていた前パーティーを追い抜き先へ。
ここはまだクライミングシューズのまま登るのが正解だった。
しょうすけ_のブログ-201106nanryo3
その先は草付きが続きそうだったのでアプローチシューズに履き替え。
稜線伝いに明瞭な踏み跡を辿っていくとまた岩場が現れる。
もう岩場は終わりと思っていたところへ予想外の壁。
再度クライミングシューズを履いてロープを1本だけ出して登る。
ここもせいぜいⅢ級程度とは思うが岩という岩が浮いていて微妙。

ここを過ぎると漸くアプローチシューズで歩け、最後は笹原の詰め。
聞いていた通り長い道程の先に、最後は一ノ倉岳山頂直下に出た。

壁の中は全体的にブユは思ったより少なかったがここは多かった。
適当に休憩したら中芝新道経由で下山開始。

登山道は下草も刈られていて歩き易いが芝倉沢の辺りは悪い。
急な雪渓の横断箇所はバイルでステップを切ったりして歩いた。
雪渓の状態に左右されるルートなので地図では破線ルートなのだろう。
ここではずっと前から見たかったシラネアオイが咲いていた♪
しょうすけ_のブログ-201106nanryo4
芝倉沢の雪渓が途切れる所がちょうど清水街道だった。
林道が始まり、漸く神経を使わず歩けるようになりテクテク歩く。

のんびり話しながら幽ノ倉沢を過ぎ、一ノ倉沢の出合まで戻って来た。
そこにはまだ観光客がいて「あそこを登って来たの!?凄いね~!!」
いや~明るい内に戻ってこれて良かった(笑)

話に聞いた通り長時間行動となり神経も体力も使ったが
国境稜線へ抜けるルートを1度はやってみたかった。
今回は雨でコンディションはちょっと微妙だったが楽しかった!
梅雨の合間にいろいろな要素があって充実した一ノ倉沢となった。

帰りは人も少なくなってきた時間に湯テルメ谷川で一風呂。
絶望的に汗臭くなった自分を綺麗サッパリと洗い流して帰宅。

余談だがプラティパスに穴が開いていて水が漏れていた。
これで3つ目、他の水筒の採用を考えた方が良さそうだ。。。
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晴れた日のアウトドアが好き。
猫を見るとちょっかい出そうとする。

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