旭岳東稜

りーさんから27日の週に八ヶ岳の旭岳東稜へ行きませんか?とお誘いがあり、予定が空いていたので二つ返事で決定。
八ヶ岳の東面は初めてで、尚且つ宿泊道具を背負っての岩場にしては難しそうだったので軽量化と防寒対策のバランスが難しい。

【今回のコースタイム(3人)】
8:00美しの森P~9:50出合小屋(休憩30)~10:50尾根取付~14:00幕営完了
4:00起床~6:00出発~7:10五段の宮取付~7:55登り始め~11:45旭岳山頂
~12:30ツルネ東稜(休憩25)~15:00出合小屋~16:30美しの森P

今年は雪が少なく、ここ旭岳東稜も例外では無かった模様。
駐車場を歩き始めてから暫くは乾いた土の林道が続いていた。
林道の分岐点には出合小屋の標識があったので迷うことは無かった。
林道が終わってからの川原歩きでは一応は渡渉もあったけれど、普通に歩いて横切る程度だった。

出合小屋を過ぎてからも標識があり現在地は掴みやすい。
20160227asahitouryou1
この標識からすぐ先で右岸側に分かれる沢の右岸より尾根へ取りついた。

雪が少ないのでワカンは途中でデポしてきたのだけれども、予想以上にしっかりとした雪に古いトレースが残っていて歩きやすかった。
途中で懸垂をする場合もある?というポイントの手前にザックを置いてから少し偵察しに行ってみた。
コルへ降りてから登り返す途中に良さそうなポイントがあったので戻ってザックを持って来て幕営。
今回は軽量化のためにツェルトにたのだけれど、結露以外は思ったより不便は無かったかな。
風があったり大雪になったりしたら大変だったと思うけれど。
20160227asahitouryou2
晩ご飯は軽量化と思っていたら下界と変わらぬ美味しい鍋で、夜もヌクヌクと幸せに熟睡してしまった。

夜中には少し雪が降ったけれど、目を覚ました時には星も見える快晴となっていた。
ずっと日蔭の安定した西面と対照的に東面はモルゲンロートに包まれ気温も上昇していく。
真っ白な雪の世界が赤く染まって不思議な世界がまた良い雰囲気。
20160227asahitouryou3

まさに登攀日和と言えるような朝日を浴びつつ雪稜をしっかり踏みしめながら歩き、通常ならロープを出すんじゃ無い?と思うような雪壁と草付を登った先にハイライトの五段の宮が見えた。
先行パーティーが左巻きで登っていたのでノンビリと準備をしてからスタート。
りーさんがグイグイと、と思ったら逡巡しながら悪ぃと口走りつつ慎重にロープを伸ばしていった。
20160227asahitouryou4
出だしから悪いと思ったら昔は残置スリングが下がっていたりしたようで、フリーは大変だった。
3段目の正面にクラックがあるピッチの先で灌木でビレイ、4段目は右手から回り込んで登って岩稜のトップで灌木でビレイ。
ここでからのーるトップで雪稜を中心にグイグイと伸ばしていって3ピッチだったかで旭岳の頂上へ出ることができた。
20160227asahitouryou5

20160227asahitouryou6

山頂は風が強かったので下山路のツルネ東稜へ入ったところで休憩、シャリバテしてきた感じだったので漸く一息。
ツルネ東稜は左手の尾根へ進まないとハマってしまうので気を付けていたのだけれども、
多くの枝分かれした踏み跡と同じく、我々もルーファイをミスして下降可能な尾根は途切れてしまった。
しかし固くボコボコとしたデブリに延々と埋め尽くされた谷間が安定していてくれ、何とか最後まで下降することが出来た。
その下降してきた谷間は昨日に取りついた尾根のある沢だったという。
ツルネ東稜の下降は知らないと難易度が高いようだ。

あとは踏み跡を辿り出合小屋へ着いたらまた少し休憩し、そこからはダラダラと歩いて美しの森へ帰着。
駐車場には2時間ほど先を進んでいたパーティーの車が残っていたのだけれども、ツルネ尾根の下降でハマってしまったのかも知れない。
今回は軽量化したと思っていたけれど、まだまだかなり重い装備となってしまった。
もっと軽量化するにはいろいろと買い換える必要がありそうで、これまた悩ましい。
今回は良くも悪くもラッセルは全く無く、良く締まった雪に残るトレースはとても歩きやすかった。
快晴の雪山の稜線を歩いたのは今シーズン初、楽しい2日間でした。
ありがとうございました。
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Author:まによん
晴れた日のアウトドアが好き。
猫を見るとちょっかい出そうとする。

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