アイス始め~裏同心ルンゼと峰ノ松目沢

12月6~7日は八ヶ岳の裏同心ルンゼと峰ノ松目沢でアイスクライミング。

先週は気温が高くなり氷がグズグズになってしまったらしいが、今週は寒波の到来で氷も発達してきた模様。
と同時に冬将軍は雪も持ち運んで来てくれたようでパウダースノーの銀世界も堪能してしまった。

6日はこの時期で凍っていそうなジョウゴ沢か裏同心ルンゼのどちらかへ行こうと迷って裏同心。
ナイアガラは日当たりが良くて状態が悪いかも知れないし、知り合いの山岳会の方々が結構な人数でジョウゴ沢へ入ると聞いたのもありこちらへ決定。
後に聞いた話には乙女の滝も登れたそうでトップロープが何本も垂れ下がっていたらしい。

裏同心の氷結状態は思ったより良くて登り易かったのと同時に全ての滝で数パーティーが順番待ちをしている人気ぶり。
去年は最後の滝までロープを出さずに登ってしまったので今年も同じ感じで良いかなとF1からワラワラと適当に登る。
ロープを出さないのでと適当に間に入ったりラインを変えて登ったりして最後の滝まで到着。
20141206uradousin1

ここでロープを出すかと思いきや、明らかに今まで越えてきた滝の方が難しいところがあった。
最後の滝が難しいと思っていたのだが、裏同心ルンゼは氷結状態で難しい滝が変わったりするらしい。
結局ここもロープを出さずに登り、大同心基部より大同心稜で赤岳鉱泉まで戻る。

7日は目を覚ますと粉雪が舞い、星も見えないどんよりとした空模様にシュラフを片づけてからもダラダラとふて寝。
すっかり日が登ってから、当初に予定していた三叉峰ルンゼへ向かうことにした。
トレースがあったので追いかけていったのだが、明け方までチラホラと降り続けた雪はふかふかのまま40cmほどまで積もっていて、先行者はかなりラッセルをしていた感じ。
他に2パーティーが三叉峰ルンゼへ向かってきたのだが、このルートが初めてでは無い人たちだったのに雪が多過ぎたため取付を見つけるのに苦労して迷ってしまっていた。
それでも目指すルンゼを見つけ出して進んでいったのだが、腰まで埋まるパウダースノーのラッセルに目指す滝は遠そうだった。
我々は積雪後のルンゼを皆でラッセルには色々と気が進まないこともあり引き返して転進を決定。

ジョウゴ沢は間違いなく混雑しているだろうから峰ノ松目沢へ入ってみることにした。
荷物を全て纏めて少し登山道を下りてから、去年も登ったReさんの案内で踏み跡を辿り入口へ到着。
そのまま登れる滝はそのまま登り、F2かな?でロープを出す。
のーるリードでフォローだったが見かけよりグズグズで抜け口は岩を叩きそうになったりで意外と悪かった。
20141207minenomatu1
ここだけ残置リングボルトの支点があった。

ここからまた裏に水が流れていたりボコンボコンと空洞の音が響くナメ滝を越えていきF8まで到着。
20141207minenomatu2
フォローで全然構わないよとか何とか言いつつ結局リードで取り付く。
バーティカルだけれどもここの氷結状態は思ったより良くて、スクリューも良く効き無事に突破。
灌木等は無いのでスクリューで支点を作成してビレイ。
ここの沢は振り返ると阿弥陀岳や赤岳が鎮座していて、昨夜の雪が積もった白銀のモンスターたちとこれぞ冬山と言わんばかりの景色を演出していた。
20141207minenomatu3

ここまでで同ルートを下降することにしたのだが、支点はつららにそのままロープを回したもの。
この方法が使えなかった時の為にアバラコフ用のスクリューと道具を持ってきた方が良いのだろう。
後はクライムダウンをするか、使えそうな灌木を掘り起こすと出てくる残置での懸垂下降で荷物デポ地まで戻った。

荷物を纏めて美濃戸口へ戻ったのはライトが必要となる直前くらいの時刻だった。
スクリューを打ったのは1ピッチだけだったけれど白銀のキンと冷えた空気を目いっぱい感じた週末。
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Author:まによん
晴れた日のアウトドアが好き。
猫を見るとちょっかい出そうとする。

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