一粒の麦を登りに

10月4日は瑞牆の十一面奥壁にある一粒の麦を登りに行ってきた。
先々週のjoyfulmoment帰りに少しだけ触って持久力と気合とカムが足りずにテンションしてしまった2ピッチ目のリベンジも兼ねて。

アプローチは正面壁を右手へ回り込むルンゼの踏み跡を辿り詰めて行き、FIXの垂れた手前の左手にある小テラス。
はっきりしない取付だけれどリングボルトの痕跡が1つだけあり昔も登っていた人がいたのが分かる。

1ピッチ目トップ(体感1ポイントの5.8)
前回はフォローだったので今回は逆オーダーで。
階段状はノープロで進み、左前方の短いクラックを抜ける。
スラブトラバースで左に見える太い木まで行きビレイ。
スラブの前後に振られ防止とロープによる落石防止の為カムをセットしてスリングで伸ばす。

2ピッチ目 各自リード(体感10b/c)
ハンドから始まり体が半分入るまで広がるフレーク状の綺麗なルート。
前回は最後にカムが足りずテンションして下部の#5を上にセットし直してTO。
今回はハンドサイズからを3つまで取り揃えて出陣、重いw
支点を伸ばすところをミスってロープが重くなってしまったがハアハア言いながら無事にRP。
長さもあり秀逸な1本。
20141004hitotubu01

1度ロープを抜いてのーるもリードで無事RP後に荷物を引き上げ、も1回フォローで登ったら雑になってしまい腕が張った。

3ピッチ目(ロープ担いで歩き)
右手へトラバースのルートもあるが、今回は岩を左から巻いて登って右手へ隙間を降りてルンゼの手前まで。

4ピッチ目フォロー(岩の隙間もぞもぞ歩き)
ルンゼも弱点に見えるが石が詰まっているので落石を避ける目的でか、左側の岩の隙間を進む。
上のスラブに出るのもあるらしいが、岩と触れ合いたいのでもぞもぞ進んで右手へ抜けて太い木まで。
落ちることは無いがロープが引っ掛からないように流れを考えランナーを1つくらい。

5ピッチ目フォロー(今回のラインは5.7くらい?)
灌木の目の前にあるクラックが設定ルートな感じもあったが苔てて湿っぽいし、正面のルンゼへ進んでから上部で右手のクラックへ。
下部は岩を引っ張っちゃダメ的な感じで登り、左斜上オフィズスへ入ったら#5で抜ける。
ここは色々とルート取りが出来る感じなので難易度はライン次第。
次のルートがハッキリしないので迷い、とりあえず適当な灌木でピッチを切りビレイ。

6ピッチ目途中まで リード、途中からフォロー(トポで10c/d)
下からクラックは全く見えないので取付を探してウロウロ
20141004hitotubu02

たぶんここだろうってことで登ってみることにする。
荷物はロープで引き上げたいので途中でピッチを切ろうかと打ち合わせてから離陸。
ライン取りもカムセットもムーブも迷ったが、読みが当たったと云うか予想外だったと云うか。
思わぬガバから細めだがしっかりした木へ繋がり右上するクラックへすぐ到達し、警戒していた割に簡単に感じた。
ここからは真っ直ぐ伸びる快適なジャムだったので少し上に見える小さな灌木まで伸ばしてカム中心に支点を作り荷物を引き上げてビレイ。
ここでピッチを切ったのでクラックの写真も自分のカメラで撮って貰った♪
20141004hitotubu03

傾斜も落ちているのでフォローは引き上げた荷物を背負って頂上へ。
ガスが出てきてしまい正面壁も小ヤスリ岩も隠れてしまったが気分は爽快。
やっぱり頂上は気持ちいいな。

下降路はjoyfulmomentと同じチムニーを登るつもりだったのだが。
その下に自分が落としてしまっていたトポのコピーがあったのを発見してもらい、取りに行こうとしたら下部へトンネルが続いていた。
踏み跡の濃さからどうやらこちらがメインの下降路だったらしい。
17時にピークで、ロープを畳んでから取付に戻ったのが17:20と云うお手軽な下降。

2本の綺麗なクラックを登りにピッチを繋いで行く感じのマルチで気持ち良いピークまで。
なかなか面白いルートでした。
ありがとうございました。

【今回の使用ギア】
シングルロープ、スリングそこそこ、#1以下と#5が2セット、#2~#4が3セット
スモールカムはあまり使わなかったし人によってはここまで重い荷物は不要か。
殆どが2ピッチ目の為だけに運んだギアだったような。
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Author:まによん
晴れた日のアウトドアが好き。
猫を見るとちょっかい出そうとする。

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