胎内川 頼母木川 上ノ小俣沢

9月6~8日は胎内川の頼母木川上ノ小俣沢へ行ってきた。
当初は別の山域の沢を予定していたのだが、今週もまた予報が微妙だったので直前で晴れ予報の地域へ変更。
で、転進先は飯豊のゴルジュにケテーイときた。
雨量計情報と天気予報は悪く無いし、3連休を確保しているので新潟まで遠征。

【今回のコースタイム】
6:30奥胎内ヒュッテ(乗合タクシー)~6:45足ノ松尾根登山口~7:05堰堤~10:15小俣沢出合~12:00逆くの字滝~13:35下ノ小俣沢出合~15:35 20m滝~17:35高巻き終了~17:55幕営地(5m滝手前)
7:20出発~9:45登山道~9:55頼母木山頂~10:20頼母木山避難小屋(休憩)~13:50足ノ松尾根登山口(14:00乗合タクシー)~14:15奥胎内ヒュッテ

休日は5:30~6:30まで奥胎内ヒュッテから足ノ松沢へ行く乗合タクシー\300があると知り2時間半の睡眠で間に合わせる。
登山口で尾根歩きの4人と別れて使われなくなった林道を歩いて行くと堰堤の前で沢に下りて行く。
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ゴルジュのゴーロを歩いて行くとだんだんと両岸が迫ってきて、滝が現れると最初の核心のゴルジュが始まる。
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この滝は右から泳いで押し戻され、奮闘するうち左壁伝いに進むと少し流れを避けられることが判明。
しかしスタンスが無く這い上がれなかったのでショルダーの要領で水中で相方の膝を借りて踏み台として這い上がり、上から腕を掴んで引き上げて突破。
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次々と出てくるゴルジュの滝を泳いでへつって突破していく。
この奥にある滝はロープを出して左壁より。
すぐ近くなのにトップの声が滝の音にかき消されて意思の疎通が大変だった。
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小俣沢は本流と比較すると水量の少なさに少し戸惑ってしまうが顕著な流れ込みなのでここしか無い。
入ってしまえばゴルジュが始まり奮闘していくことになるのだが。
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突破不可能だった滝は高巻きをして斜め懸垂下降で落ち口へ。
高巻き中に覗きこむと釜がとても綺麗だった。
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逆くの字滝は滝のすぐ左より高巻きに入ると何となく踏み跡が良い感じに続いて落ち口へ到達。
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まだ早いので先へ進む、の前に綺麗な釜が現れたので取りあえず飛び込む!
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開けたゴルジュに巨礫や登れる滝が続き、青空が広がり明るく楽しい遡行が続く。
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下ノ小俣沢は少し奥まった場所に立派な滝が掛かっている。
これを25m滝と間違ってここへ入った記録もあるので注意?
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そろそろ幕場を探しつつ歩くが、候補に出来そうな場所も何だかパッとしないと先へ進み続ける。

この滝は左壁に残置があるけれど錆びてペラペラ。
しかし綺麗な節理があるので0.4以下くらいのカムがあると良い。
ここも荷物背負ってフォローで。
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沢の正面がガレガレになったところで沢は左へ曲がり、そこには立派な25m滝が待ち構えている。
20140916tamogi12
高巻きはガレ沢を少し登ってから樹林帯へ入るのかと思いつつ、早めに草付ルンゼの部分から入ったら泥壁で悪かった。
ロープを出したり懸垂下降をしようとして取りやめたりした挙句、豊野さんトポで7m滝の上まで巻いているのに気付いて延々トラバース。
踏み跡らしきものが現れたり不明瞭になったりする樹林帯の中を進み、緩いルンゼ状を越えた先の尾根より素直に沢へ戻れた。

すっかり時間が押してきてしまっているので2俣の少し開けた場所で妥協して?整地する。
何だかんだで気持ち良く寝られる場所を確保できたので良かった。
久し振りの心地良い炎でベーコンを炙りつつ穏やかな夜が過ぎていくのだった。


夜中から明け方までポツポツとタープを叩く音が断続的に続き少し心配したが、
出発時には雨も止み、歩くうちにだんだんと青空が広がってきた。

15m滝は右手の細い流れの下から凹角へ入って行くと引っ張れる木を繋いで少しの巻きで落ち口へ辿り着けた。
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詰めはお花畑と穏やかな草原。
ナルミズ沢で使われる天国の詰めはここにもあると云った解放感で夏の終わりの日差しに光る草色と風が心地良い。
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地神山方面へ続く登山道が見えてきたらすぐに頼母木山の山頂近くの登山道へ出た。
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頼母木山避難小屋の白が緩やかな緑の丘に映える。
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前に下った胎内尾根や今回遡行した頼母木川を見ながら足ノ松尾根を下りて行くと笹はやがてブナや松へと変わり、急登が急に緩くなったところですぐ登山口が見えた。
奥胎内ヒュッテ行きの乗合タクシーが来る時間(休日運行時間)の10分と少し前にタイミング良く到着。

暫くここにいたくなるような雰囲気の良い奥胎内ヒュッテで一風呂浴びてソフトクリーム。
堪らないね。
20140916tamogi17

直前に決まって緊張しつつ入った沢だったのだけれども。
予想以上にコンディションも良く、初日のまたやっちまった感のある長時間行動により2泊の予定が1泊で下山してきてしまった。
天気に振り回され行きたい沢へなかなか入れないシーズンとなってしまったが、また来るとは思っていなかった胎内に行くことが出来て充実した沢となった。
どうもありがとうございました。
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Author:まによん
晴れた日のアウトドアが好き。
猫を見るとちょっかい出そうとする。

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